火山の噴火=地球の温暖化?
火山が噴火したとき、なんとなく地球の気温が上昇すると思いませんか?溶岩が地表へ現われ、空気に触れることによって、気温が上昇する・・・。とはならないようです。
要因となるものは一体何なのか?
答えは煙、エアロゾルなどの効果によるものです。エアロゾルとは簡単に言うと、空気中に浮遊する個体や液体の微粒子が浮遊しているものです。
浅間山噴火の際、都内でも火山灰が薄く積もることがあったように、これらのものは広範囲へ広がっていきます。
煙やエアロゾルはどのような作用を引き起こすのか?
この煙やエアロゾルは地球の気温に対して、どのような働きかけをするのでせしょうか。日傘効果というものを生み出します。この日傘効果というものは、エアロゾルなどによって出来た雲により、太陽光が直接地表へ注がれないようにするものです。雲によって太陽光が反射されるということです。すなわち、地球の気温を下げる効果があるということです。
しかしながら、エアロゾルによる地球温暖化防止効果は認められながらも、大気汚染や酸性雨などの影響があるとされています。また、不確定要素が大きく、農業への影響も大きいと考えられています。日本で起きた天明の大飢饉の原因が1783年に噴火したアイスランドのラキ火山、1783年から1785年に噴火したアイスランドのグリームスヴォトン火山の日傘効果があるのではないかという意見もあるほどです。
気温低下の例としては、1982年にメキシコのエルチチョン火山噴火が挙げられるでしょう。この噴火では、1年の間世界の平均気温が0.5度低下しました。この0.5度という数字は、100年の地球温暖化を帳消しにしてしまうほどの低下幅でした。
このように、火山の噴火というものは、地球温暖化と結びつくというわけではないのです。地球の温度を下げることもあるということです。
日傘効果 – Wikipedia
火山の熱い噴火で寒くなることがある (Excite Bit コネタ) | エキサイトニュース

